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学制の中では、道徳教育は「修身科」がになうこと

学制の中では、道徳教育は「修身科」がになうことになっており、以後、昭和20年までこれが続いた[8]。 これにより、小学で「修身」、中学で「修身学」という教科が置かれることになっていたが[9]、 実際には下等小学の低学年に「修身口授」という教科が全授業時間数の3[%]程度置かれただけであった[9]。 さらに、その授業形態は教師の談義や口述によるものであり[6]、 教科書はほとんどが欧米の倫理書等の翻訳本で[10]、内容も法律書のようであり[8]、児童が容易に理解できるものではなかった[11]。 ただ、東京師範学校刊行の『小学校生徒心得』(1873)は児童・生徒に対する日ごろの心得を教えたものであったという点でこれらの教科書とは違ったものであった[12]。
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このように、学制においての道徳教育(修身科)は民衆にとって実生活に直接関連したものであったとはいえず[11]、あまり重要視されてはいなかった[9]。 そして、このような性格を持ったこの時期の修身科は後に教育の重要性が叫ばれるようになると批判の矢面に立たされることになった[13]。 ともあれ、このような問題点を抱えつつも、学制において道徳教育は「修身科」という教科の一つとして開始されたのである。

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2009年06月08日 08:36に投稿されたエントリーのページです。

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